なーんにもやる気がないという時ってありますよね。
自分でもどうしてこんなにやる気が出ないのか不思議だと思うこともあります。
いつもはそんなことのない人だったら、尚更何か原因があるのでは?と思ったりもしますが、
本当にやる気が出なかった時には原因があるのでしょうか?
実は、病気が隠されている時もあるのです!
脱却症候群と呼ばれることもあるくらい、
いつもはやる気があって何でもこなす人でも、
ある日突然その事柄から脱却してしまうかのように無気力になる疾患です。
うつ病と症状が似ていることから、
うつ病と診断されるケースもよくありますが、
うつ病と無気力症候群には違いがちゃんとあります。
うつ病の場合は、全てのことに対して何もやる気が起きません。
それに対して無気力症候群は選択的に無気力になるのです。
例えば、仕事にだけ無気力になってしまうとか、
食事を摂るのだけ無気力と言った様な感じなので、
他の事に対しては、ちゃんと業務をこなすことが出来ます。
小さな頃は、大人のいいなりで言うことを聞くいい子だった人に多いです。
そんな人は、大人の敷いてくれたレールの上だけを走っていけばよかったので、
いざ社会に出で自分の足で道を切り開かなくてはいけなくなった時に、
一体どうしていいのかわからずに無気力になることがあります。
また、今までは大人が与えたことに対して、
ちゃんと出来ればそれなりの評価がもらえたのに、
社会ではそう簡単に評価はもらえません。
そのことからも、自分は一体何のために働いているのか?
ということを見いだせずに無気力になることがあります。
人は誰しも完璧ではありませんが、
中には知らず知らずの内に完璧を求めている人がいます。
そのような人は、失敗をしてしまった自分を許すことが出来ません。
そのため、普通の人なら失敗して落ち込んだ所から這い上がることが出来ても、
「どうしてこんな簡単なこともできないんだ」と落ち込んだり、
「自分は無能な人間だ」と思ってしまって無気力になってしまう人がいます。
やる気が起きないのには、
無気力症候群という疾病がかくされているかもしれないことが分かりました。
しかし、病気だけではなく、大人として自立していなかったり、
完璧主義が強すぎて失敗する自分が許せないことから
無気力になってしまうという人もいました。
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